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探偵ナイトスクープの感想 『20年以上引きこもりの女性』 他2017/03/31

今回の依頼は3つめの「後ろ向きに歩く」が非常に印象的であった。というわけで、3つ目以外の簡単な短評

1.『犬ぞりの犬になりたい』

なんか、おかしい依頼人だった。学校の先生になりたいらしいけど、自分の子供が彼の担任になれるかどうか選べるなら担任になるのを遠慮したいと思う人であった。別に犬になってソリを曳きたいとかそれはいいんです。それより家庭科をやりたいとか大学院に行きたいとか(大学院に行きたい事自体普通のことですが・・)なんか、色々変であった。

2.『ナイトスクープ 伝説のハンドマイク』

依頼者が典型的な関西人で「タダより安いものはない」という言葉は存在しないと思っているような方であった。だから横浜の方が無料で提供するというぐう聖な行為が更に依頼者のセコさを引き立たせるという完全な噛ませ犬になってしまった。本人はああいう時に絶対吹っかけるんでしょうね(笑)

3.『後ろ向きに歩く』

大阪府の女性(42)から。私は42歳の独身女性。中学生の頃にイジメで不登校になってから人が苦手で、高校進学もできず、以来ろくに社会に出たこともなく、こんな歳になってしまった。これまでの人生で辛いことが色々あり、命を絶とうとしたこともあった。しかし、たった一人の肉親である兄の「生きて欲しい」という願いでなんとか生きている。が、引きこもりで毎日拷問のように苦しい。このままではいけないということは、重々分かっている。でも、長い間の引きこもりで、私一人で一歩を踏み出す勇気がない。これまで後ろ向きなことばかりだった過去に別れを告げるため、最後に後ろ向きで思い切り歩きたいのだ。そして、前を向いて生きて行くきっかけにしたいと思っている。どうか私と一緒に後ろ向きで歩いてもらえないだろうか?というもの。

この依頼、まずは人選が石田探偵でよかったと思う。麒麟の方の田村探偵とかだったら完全にヤバかった。時々ナイトスクープは依頼の人選を間違えるけど、これは完全に正しい選択だった。それにこの依頼は結果的に人選を間違ったら依頼者のその後の人生に影響がでるような依頼であった。間違いなく彼以外の探偵だったらヤバかった。グッジョブ!

さて、依頼者は引きこもりということであるが、見た感じ引きこもりのようには全然感じなかった。ナイトスクープには時々、孤独な中年の依頼が男女問わずくる。先日はトーストを作り続ける哀愁漂う中年男性の依頼で、だいたいこういうケースは「見ていて痛々しい」という場合が多い。

しかし、今回はキモいおばちゃんかと思ったら依頼者は40歳代にしては若々しく、それに話も普通にできる感じの人であった。あと、びっくりするぐらい巨乳ではっきり言って見た目は可愛い感じで20歳前後であったならスタイル抜群で絶対にモテるタイプの女性であったと思う。

変な話その時期に外に出てれば男性が凄い親切にちやほやするから失った自信なんかも回復したんじゃないかなと思ったりもした。

ネットではどんな感じかと思ってツイッターを検索してみたらまあ、象徴的な2つの投稿があったので引用させてもらう。

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私は上の方の意見ですね。人によって辛さの感覚は違うし、例えば自殺するにしてもエリートが職場をクビになってショックで自殺する人もいれば、拉致監禁されて生きる奴隷状態になったのでそれを苦にして自殺する人もいる。

どちらにせよ命を自ら絶つぐらい辛いということだが、人によっては「クビになったら自殺しないといけないなら自分は最低5回は自殺しないといけない」という人もいると思う。だから強い立場の人や辛い人生を一杯歩んだ経験の人から見たら色々不満があると思う。「え?たったそれだけで引きこもり?」と感じることもあると思う。

ただ、彼女を見ていたら紙一重で引きこもりも回避できたんじゃないかと思う。たまたま共感して助けてくれる友人に出会ってたら、積極的に助けてくれる先生に出会ってたら。そういったほんのちょっとのことで彼女だったら引きこもりにならずに済んだ。というような感じの依頼者であった。

世の中には「あ~、これは誰がどうやっても絶対に引きこもりになるわ」という様な人もいる中で、自分達は学生時代にひょんなことからイジメられて、ひょんなことから引きこもりに結果的になってしまうという危うい可能性のある世界に住んでいるんだな、ということを認識させられた依頼であった。

依頼者の女性にはこれから人生を精一杯楽しんで欲しいと切に思う。

ちなみに依頼者の上着にプリントされていた「today is the day」というのは「今日がその日だ」という意味であえて選んで着たのがわかる上着であった。

「今日が引き込もりをやめて新しい自分になる日だ!!」