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探偵ナイトスクープの感想 「シロアリを食べて食糧危機を解決」 2107/01/20

探偵ナイトスクープでシロアリを食べる依頼がありました。

2.『シロアリを食べたい!』探偵/真栄田 賢

大阪府の女性(28)から。私はシロアリ駆除の会社で働いている。仕事柄、大量のシロアリを見る機会がよくあるのだが、うごめくシロアリを見ているうちに、段々「美味しそうだなぁ」と思い始めた。海外にはアリを食べる習慣もあると聞くし、来るべき食料難時代には貴重な栄養源になるのでは…?なによりも、白くてプリプリしていてコラーゲンたっぷり!という気がするのだ。ぜひ、私に美味しいシロアリ料理を食べさせて欲しい、というもの。

シロアリは美味しいらしく炒め物やお茶漬けなどで食べていましたが、エビの様な味がするらしいです。林先生に料理を依頼したら林先生はアリが大嫌いで初めて?調理拒否されたのですが、本気で食材にしたらどのぐらいの可能性があったのか興味を持ちました。

冷静に考えると、アリは気持ち悪いかもしれませんが、エビ、ナマコ、タコ、ハチ、イナゴ、イモムシと言った食用として食べられている食材とアリやカブトムシなどの食用でない生物の見た目のグロテスクな感じでは殆ど同じだと思います。

エビとか普通に知らない人からみたらグロいと思いますし、ウニはトゲトゲの中にある内蔵なのか排泄物(ウンコ)なのかわからない不思議な食べ物でしょう。両者の違いは小さい頃から食べ物として認識してきたかそうでないかの違いだと思います。

実はこのシロアリは近畿大で研究に使用されていたアリを1万匹ほど取り分けて食用にしたのですが、実はけっこうな重要な可能性を含んだ話だと思いました。というのもシロアリを食べた近畿大の先生も「これで人類の食料危機は解決できる」と話していたのですが、人類は今後2100年ぐらいまでに結構な確率で資源的な限界を迎えるのではないかと思うからです。

医療が進み発展途上国で死亡率が低下して人口が爆発的に増加していてこのままだと今後さらに増加します。人の食事をする量は金持ちだろうと貧乏人だろうと変わらないので、人口が100億とかに近づけば間違いなく食料の争奪戦が始まります。

この危機を回避するためには食料が安定供給される必要があるのですが、そうなると地球の大きさは限られてるので如何に効率よく食べ物を作れるかと考えねばなりません。

例えば魚の場合、人類の人口が一気に増えて漁獲量を増やすと魚の自然回復量に消費量が追いつかず、水産資源が一気に絶滅する可能性もあります。そしたら回復を待つまでしばらく全く魚を食べられなくなり深刻な食糧不足に陥ります。

こういった危機を回避するために効率良いタンパク源としてシロアリを養殖すればいいんじゃないという単純な考えですが、全世界のどこにでもいるアリの飼育の簡単さを考えれば、なかなかいいアイデアだと思います。牛は自宅で育てられませんが、家庭菜園の様に家庭で肉や魚に変わるタンパク源を養殖できます。味がよければ更に主要食材になるでしょう。

人類がもう一つ食料不足の時に取る方法があってそれは肉を食べるのをやめることです。現在、とうもろこしや大豆などは牛の餌など、家畜の飼料として与えられています。これを家畜にやるのではなく人に与えればそのまま食料となって供給量が増えるので人口増加に対応できるようになります。

だいたい、牛などにやる飼料は1kgの肉を作るのに10kgの飼料が必要になります。単純計算で言えば10倍です。そのままとうもろこしを食べた方が圧倒的に効率がいいです。

ナイトスクープの依頼でただ「シロアリを食べたい」という林先生恒例の「キワモノ系」の依頼でしたが、けっこう深い内容を富んだ依頼だったと思いました。